なんか3人でだらだら書いてる

sumireというサービスを開発している3人がsumireに関係ないことばかり書いてるブログ

一年を振り返る②

前回の続き。連続で書いているので腕が疲れる。

 

suumiiree.hatenablog.com

 

①で書いたように、「新しい出会いがしたい、新しいことがしたい」ということで夏休みは「新しいことを50個する」という目標を立てて行動した。

 

その中でもボランティアをする、というのが自分の中では結構価値観を変化させた。

またまた正直にいうけど、ボランティア好きじゃないんです。というのも、特に日本は等価交換、資本主義を前提にしてるんだから、ボランティアという行為自体の価値がよくわからなかった。

 

だけど偏見の中に閉じこもっているのでもっと好きではないので、「離島に行って映画祭のボランティアスタッフをする」というものに参加した。

 

参加してみて、なんとなくわかった。

ボランティアという行為自体は、おそらく自己実現の欲求に値するもので、今後必要とされるものだと思った。僕たちは高度経済成長期の後に生まれた。高度経済成長期は猛烈に仕事をすると、目に見えるように日本が元気になって、目に見えるように生活がよくなる。

だけど、僕たちは生まれた時には最低限のインフラは揃っていたし、欲しいものには基本的に不自由しなかった。

だからこそプライスレスな体験に対して価値が生まれるんだなと思った。抽象化すると、承認欲求だとか、自己満足だとか、そういう言葉になっちゃうんだけど、急に最近showroomとかyoutuberとかその類のサービスが増えたんだと思う。

 

これも別の日に書くけど、こんなことを学んだ。

 

あとはこれもおもしろいんだけど、その離島に行く前日に実は川村の家に泊まっていた。Airbnbでいいところ探していたら、たまたま見つけてって感じ。

 

川村家では夜ご夫婦でお酒と料理をご馳走してもらった。3時間くらい話していたと思う。自分のこれまでのこととか、二人のこととか。

 

川村はその時、僕のことをどう思ったかは知らないけど、少なくとも印象には残ったらしく、その後二回彼女が東京に遊びに来る時にどっちも会って、お酒飲んで色々話した。

 

一回目には渡邉を紹介されて、二回目には3人でsumire作ろうぜってなってた。その期間実に3ヶ月くらい。

 

そんなこんなで、川村がハブになっているけど、偶然ってすげえなって思ってる。

 

 

夏休みは他にも49個くらい色々やった。座禅は向いていない。もうやらない。

 

10月からは大学院の授業が始まった。

友達とか知らない人からは「大学院ってどんなことやってるの?」と聞かれる。

 

自分のところだけしか知らないけど、主に3つで構成されると思う。

1、まず専門的な専攻科目。

これ、当たり前。専門的ってのがミソで、基礎的なのは前提ですよってノリで始まる。学部レベルはないなら自分でキャッチアップしなきゃならない。

 

2、論文の書き方を学ぶ科目。

これはテクニック的なものだけではなく、もっと深いところ、概念的なことも勉強できる。

特に自分が一番勉強になった授業では

・「主張は何だ」

・「論理が飛躍している」

・「発表の目的をはっきりさせろ」

・etc

なんども言われた。当たり前のように見えるが、それが何度も注意されるのでなかなか出来んのだ。

 

もちろんこれは研究以外も言える話だ。

論文っていうのは人類の科学的知識の積み重ねの結果であり、同時に表現方法でもある。だったら論文は科学的に書かれなきゃいけない。

つまり、科学的に進める作業はなんだってこのことが言える。サービス作りだって、人とのコミュニケーションだってそう。この授業は人生を生きる上での土台になっている。

 

3、その他好きな授業

大学中の好きな科目取れるよ。映画監督が来る授業とか、カバディやったり色々できるよ。

 

 

そんなこんなで大学院生活も充実していた。

ちなみに11月からシェアハウスに引っ越しました。かなり人間の距離感が近いシェアハウス。9人住んでる。これもまた別の機会に書きたい。

 

 

もっと書きたいことあるけど、長いと読む方も疲れるし、自分もそろそろ飽きて疲れてきた。

 

ということでこの1年間で特に格言として、備忘録として心に刻みたいことを書いて終わる。

 

 

人生死ぬ以外、筋肉痛

これまで「人生死ぬ以外、かすり傷」をモットーにしてきた。死ぬ以外のダメージなんてきにするな的なニュアンスだ。ただ、去年人生で一番の挫折経験をしたけど、それは同時に自分の糧になっている。

ある種筋肉痛だなあと思った。超回復して、また筋肉が大きくなる。そしてまた大きいことにチャレンジできる。

 

創発的な出会いを楽しむ

思えば夏に川村に出会わなければ3人活動していないし、人に自慢したくなるプロダクトの制作にも作り手として関わっていない。シェアハウスに住んだのもノリだけど、そこでいろんな人に出会うし、いろんな自分に出会う。ビジネスに繋がるし、何よりも面白い!

 

Funny and Interesting.

直訳するとどっちも「面白い」。だけどニュアンスが違う。

ケラケラと面白いのと、知的好奇心を満たすような面白い。どっちも大事。

人生を豊かにするのはどっちも必要。

 

 

長くなったけど、もし機会があったら来年のこのタイミングでまた書きます。次はもっと面白いことをかけるように・・・。

もちろんFunny and Interestingで。

 

おぐ