なんか3人でだらだら書いてる

sumireというサービスを開発している3人がsumireに関係ないことばかり書いてるブログ

バランス

元来引きこもりがちな性質で、できることなら家(というか部屋)の外に出たくない。けれど、人に会わないと何も動き出さないのだということは、この33年で身に沁みてわかっている。わかっているので、岡山から東京に居住を移した。引っ越しの目的は言うまでもなく、今作っているwebサービス、sumireの営業のため。人生20回目の引っ越し、8度目のシェアハウス生活。今の家は比較的小規模なシェアハウスかつ、住人はみんな社会人のため、夜遅くまでわたし1人でいることも珍しくない。部屋は普通に6畳1間の個室だし、さながら1人暮らし。これは倒れても気づかれない…シェアハウスでまさかの孤独死

 

さて、営業とは言ってみたものの、何をしたものか筋書きがあるわけでもない。率直に言えば、何すればいいかわかんなーい、というのが本当のところ。みんな何してんだろ? 考えてもわからないので、わたしの営業は、人に会って「みんな何してんの?」と尋ねることから始まることになるだろう。

 

そんなわたしを見かねてか、小倉が『TRACTION スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル』という本をくれた。知らなかったことも書いてあったし、知っていることもわかりやすく書いてあった。字引として持っておきたい良書。とくに「プロダクトトラップ(よいサービスや製品さえ作れば人が寄ってくる、という誤った考え)」については、陥らないよう改めて自覚を持ちたい。

 

トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル

トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル

 

 

ただ、翻訳されたビジネス書にありがちなんだけど、「リソースを集中すべき、最も見込みのありそうなトラクションチャネルを探すときには、比較的狭い範囲に限定してチャネルのテストを行います。」ぐらいの頻度でカタカナが出てくるので、普通に読み疲れた。個人的には、読書のBGMにこの曲を流すくらいのアイロニーは持っていたい。

 

www.youtube.com

 

スタートアップの前線にいるような人に会い疲れたら、場末の居酒屋にいるようなおっさんに会いたいし、効率化や価値最大化に疲れたら、意味を解釈しかねる現代アートでも見に行きたい。できる限り、いつだって中立的でいられたらと思う。

 

チームだってそう。小倉は効率化の塊のような左脳人間だし、渡邊は感性を具現化したような右脳人間だ。わたしは時々、小倉の理屈っぽさや、渡邊の自由すぎる感性に苛立ちを禁じえないときがあるけれど、それは絶対に間違いで、彼らの言動は決して咎めるべきではない。なぜなら、彼らがそれぞれ己が方向性へと突き進んでいけばいくほど、チームとしての、そしてその中立であるわたし自身の幅が広くなっていくはずだからだ。

 

だからさー、わたしは未だにiPhone4sを使っているんだよ。webサービスを開発している人間が最新のガジェットを持っているのは当たり前だから、4sを使うことでバランスをとっているのです。ってことにしようよ。そういえば、先日「この人の説明は一言。日本で唯一、webに携わっておきながらiPhone4sを使ってる人」と紹介されて、笑った。わたしはこれでいいんだと、なんとなく満足した。

かわむら

目的の再定義

この3日間でふわふわ考えていたことが言葉で説明できるようになったので備忘録として。

 

「インプットのためのインプットって全然頭に入らないな?」

 

小倉がこの3日間で考えていたことは一言で言うとこれ。

今、sumireの開発のためにReact.jsというJavaScriptのライブラリを勉強してるんだけど、勉強しながらふと思った。

最初は「Reactすごそう(小並感)」くらいのテンションで始めたので初心者本を買ってシコシコと勉強していた。

習得コストは低いと言ってもちょっと難しいなー、どうやって習得しようかーくらいのノリだった。もちろんその状態だったので勉強はあまり捗らなかった。

でもある時こんなツイートを見かけた。

 

 

確かに…

今までHTML,CSS,JavaScript,Pythonをいじってきたけど、確かにこれはわかる気がする。自分の場合は結局作りたいものがあってその手段としてこの言語を使ってきたので、結果的にはこれができていた。

 

しかしそれを意識的にやるのとやらないのとでは全然上達の速度が変わるのでは?とも思った。

 

たとえ直近で作りたいものがなかったとしても、アウトプットを「目的」に勉強した方がいいのではないか。「勉強すること」自体が目的化していないだろうか。

 

一見当たり前のように思えるが自分にとっては結構発見だった。

 

 

話はそれるが、7月にボストンの大学(ボストン大学じゃない!w)に1週間ほどサマープログラムに行く予定。簡単な日常会話くらいなら話せるんだけど、サマープログラムだと「議論」ができないといけないので、今必死にスピーキングとリスニングを鍛えている。

 

ここでも前述したことがよぎった。

アウトプット(この場合だと話せること・聞けること)を前提にした勉強じゃないと、なんとなくの勉強で終わるわ・・・。

 

 

ネイティブが1番よく使う英会話 一日まるごとミニフレーズ500

ネイティブが1番よく使う英会話 一日まるごとミニフレーズ500

 

 

その7月のサマースクールに向けてこの本を買って、移動中は常にヘッドホンつけてリスニング、家に帰ったら音読、みたいな感じでインプットしている。

 

で、「聞ける」ようにはなったんですよ。スクリプト見なくても何を言ってるか、頭の中で正確に文字起こしできる。

手前味噌だけど高校までは英語は得意な方だと思ってた。センター試験の英語は満点だったし(マウント)。

 

でも、思ったことを英語でパッと言えって言われたら無理だと思った。

 

だって今急にネイティブが目の前に現れて、

 

>'What do you think of Product design?'

 

って聞かれたら

 

>oh! good! good! 

みたいな小学1年生の日記みたいな返答しかできないと思う。なんならネイティブの小学生の方がもっと喋れるはず。

 

つまりアウトプット(この場合で言ったらより実践的な会話)を前提にしたインプットをしていないと効果薄いし、習得までに時間かかるよってこと。

インプットのためのインプットは負荷が少なすぎる。それにアウトプットしようとしてないんだから、音読した言葉は必ずしもスラスラ言えるわけではない。

 

 

必要なことは「目的を再定義すること」だと思う。

「自分の目的はTOEICのLRで900点取ることだ!」これはこれでいいことだと思う。それなりの点数が取れれば就職転職で有利に働く。そしてそれに特化したインプットをした方がいいに決まっている。

 

「スラスラ英語で話せるようになること」に再定義した場合は、上記とは違うインプットをする必要がある。どの角度から質問が来ても英語で考えて英語で答えられる(=アウトプット)ようにインプットする必要がある。

そしてそれはよく使うフレーズを聞いて耳を慣らしても意味がないことに気づいた。常にアウトプットしておかないと無理やん。なんとなくの勉強は無駄。悪。

 

Reactを含めてプログラミング言語もそうだと思う。

ひたすらインプットを繰り返すより、ある程度基礎は押さえた上であとはアウトプットを前提に、「足りないところをインプットする」くらいがいい気がする。

 

 

また話は逸れるが、内田先生の『仮説思考』という本がある。

 

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

 

 

多分日本で一番活躍して一番稼いで一番知名度が高いコンサルタントの1人。

簡単にいうと

「あらゆる情報を網羅してから調査するんじゃなくて、ある程度の情報量の中から尤もらしい仮説を立てて、それを検証する形で調査する(情報取集する)」

という感じ。

 

なんというかこれに通じるところがあるな、と。

 

よくわからんからとりあえずたくさんインプット。

 

よりも

 

「汗たくさんかくので1日2回着替えます」 って英語でなんていうんだ?→調べる→覚えるor使う。

 

の方が、頭使ったぶん覚えるしより実際に使えるフレーズをインプットできるし、なんなら無駄がない。

 

 

「とりあえず」から卒業しましょう。という自戒を込めた日記でした。

 

小倉

 

4月30日には間に合わなかったけれど

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“行きたいとこリスト”を作って友達とシェアできるサービス、sumireですが、今日リリース予定だったんですけど間に合いませんでした。3月28日→4月30日→5月中旬には…ってなってる。でも、頓挫してるとかそういうのは全然なくて、開発は順調に進んでます。開発フェーズになると、もう渡邊と小倉のターンで、川村にできることなんてほとんどないんだよね。ごめん!

 

そもそもsumireは、”行きたいとこリスト”なるものをスマホのメモやGoogleマップで作っていた川村が、そのリストを活用しきれていないことを腹立たしく感じ、「それなら自分でアプリを作ろう!」と思ったことから生まれたプロジェクトでした。でも、わたし、プログラミングなんて微塵もわからなくて。

 

川村「だから一緒にやろうよ」

渡邊「ええやで」

川村「わたしたち2人だとちょっと頭悪いから、一緒にやろうよ」

小倉「ええやで」

 

そうしてチームを結成したのが2017年11月29日。そこからサービスの概要を固めるまでに3ヶ月、デザインと並行してプログラミングを進めて2ヶ月。今日4月30日で、やっとゴールが見え始めた段階。

 

渡邊は駆け出しのサーバーサイドエンジニアだし、バイトだって掛け持ちしてる。小倉に至っては就職活動真っ盛りの大学院生だ(先日内定をいただいたそうです、おめでとう)。だから、甘いかもしれないけれど、結成から5ヶ月でゴールが見えてる時点で上出来だと思うんだよね。むしろ3月末にリリースできたほうが驚きだったよ。

 

誰かと一緒に何かを作るというのは、思っていたより難しいし、思っていたより面白い。我ら3人は共同創業者だし同じ立場の人間だけど、リーダーとして1人挙げるのであれば、経緯からしてやっぱりわたしになると思う。世のリーダーには2種類の人間がいる。1人は、その人がいろいろ圧倒的で、周りに人が集まっていくカリスマタイプ。もう1人は、(こいつ大丈夫か…?)って心配されながら、周りの人に助けられていくタイプ。わたしは全然後者です。それでも周りに人がいてくれるのでありがたい。2人がいてくれるのでありがたい。「最後は人間性」ってMOROHAも言ってた。いや、最近の川村は酒ばっかり飲んでアル中と化しては暴言を吐きまくっているので、人間性もクソもありません。自重します。居酒屋だけの意気込みじゃゴミだ!

 


革命 MOROHA

 

MOROHAいいよね。小倉が見つけてきて、わたしも渡邊もハマってめっちゃ聴きました。聴いてます。つらいときこそMOROHA。挫けそうなときこそMOROHA。sumireはMOROHAに支えられています。何だったらsumireじゃなくてmorohaでもよかった。サービス名。

 

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sumireも、MOROHAに負けじと、いいものにします。これからもよろしくお願いします。

かわむら

そういえば相席居酒屋デビューした

すすきのってフシギな街だなーって、いつも思う。フシギというか、混沌としているというか。居酒屋おたるとジンギスカンランドの間に桃色ナース倶楽部があったり、その上にはカフェバーmocoがあって、道向かいの店ではバニーちゃんがしっぽフリフリさせて歩いていたりする。道は賑わっていて、OLもホストもカップルもいる。店名はすべて仮だけど、mocoの正体はたぶんゲイバー。混沌としている。最高におもしろい。

 

そういうフリーダムな土壌がフリーダムな女の子を育むのか、札幌の相席居酒屋は、女性比率が全国平均より高いのだという(友人情報)。なんだら読者の紳士淑女の皆様は、相席居酒屋ってご存知ですか? その名のとおり男女が相席して飲む居酒屋で、一般的に女性は無料で飲み食いできる店のことを指して言うようです。それ聞いてどう思います? わたしはぶっちゃけイメージ最悪でした。いやそれタダ働きのキャバクラじゃん、って。

 

当然行ったこともなく興味もなかったんですけど、先述の友人が「いや、札幌の相席は女の子の比率が高いからさ、ほぼ相席にならないんだよねー。わたしもたまに行くよ」とか言い出して。そうなの? それってタダでお酒飲んで帰れるってこと? そんなの今から行くでしょ、行こうよ! そんなこんなで、友人に伴われて相席居酒屋デビュー。こうして人はごく自然に道を踏み外していくのです。

 

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結論から言えば、めっちゃ楽しかったよね。THE・ラグジュアリーな空間で、3時間ほどビールやら白ワインやらパスタやら飲み食いして、誰とも相席せずに帰ってきました。お会計0円! たーのしー! わたしたちが行ったところは、公式ウェブサイトでリアルタイムの男女別入店者数を見ることができて、その日は男性19名に対して女性114名という有様。無銭飲食しているやつが114人もいる空間。混沌としている。

 

相席居酒屋は、男性側がお金を払うシステム上、好みの相席相手を選ぶ権利も男性主体。なので、おそらく男たちはスタッフにこう伝えることでしょう。

「若くて可愛い子、お願い!」

そして相席居酒屋では、男女問わず、入店時に身分証明書の確認を求められる。つまり、店側はわたしたちの年齢を把握している。つまりつまり、わたしたちは若くないので呼ばれない。

 

いやー、本当、タダ飲みしたい30代は札幌の相席居酒屋コスパ最強説あるよ! 男たちが若くて可愛い子を指名し続ける限り、我らに待っているのは時間無制限飲み食べ放題0円天国。もちろん、”相席”居酒屋である以上、相席になる可能性は普通にあるし、タイミングや店次第だと思うので、あんまり人様に堂々とオススメはできませんが。また行くかと言われたらちょっとわからないけれど、なんか、いい経験になったなって純粋に思った。

 

ちなみに、タダだの0円だのと言いましたが、厳密には、ドリンクほとんどと1500円分のフードが無料というシステムでした。1500円分とはいっても、ポテト100円、パスタ300円とかだから、十分おなかいっぱい。男性は知らない。入店料も相席料金もドリンク・フード代もかかると思う。

 

さて今月は、ゲストハウスでヘルパー(住み込みのお手伝い)をしながら札幌滞在です。ここ数年の慣習で、春は札幌で過ごすことにしてる。観光は興味がないので、だいたいお昼はゲストハウスでだらっとして、夜は誘いがあればすすきの。昨日はゲイバーデビューした。お金どうしてるの? ってよく聞かれるけれど、お金はないよ。死ぬほど貧乏。でも楽しい。sumireはリリースが遅れちゃったけど、時期以外は順調に進んでると思う。札幌には行きたいお店がいっぱいあるので、早くリリースして自分が使いたい。

 

てことで、"行きたいとこリスト"を作って友達とシェアできるwebアプリ、sumireのfacebookページできました、まだ何にも発信してないけど。いいね! してくれたらとっても喜ぶ。

 

www.facebook.com

 

話が散らかったので、最後にすすきのtips。北海道のキャバクラはおさわりOK。本州でいうところのキャバクラは、北海道ではニュークラブと呼ぶそうです。気をつけよう。それではまた。

かわむら

ハッピーバースデー・トゥー・ミー

Facebookに誕生日を登録していると、アラートが出るじゃないですか。「今日はなんとかさんの誕生日です!」とかって。そんで、広く浅く生きてきたわたしみたいなやつは、無駄に「友達」が多い傾向にあるので、誕生日ともなれば、おめでとうメッセージがタイムラインに溢れかえるわけです。そりゃもう、旧知の友人からお前誰だっけ的な人まで、めちゃくちゃ。

 

いや、うれしいんですよ? いくつになっても誕生日を祝ってもらえるのはうれしいし、それが誰からであってもうれしい。「誕生日おめでとうございます! 素敵な一年となりますように」みたいな定型文でもうれしい。素直にエヘヘってなる。

 

で、一つ一つ、メッセージを返してしまうのですよね。わたしは定型文が嫌いなので、その都度その人のことを考えて返信するようにしていて、なので、100近いメッセージを読んでは相手のことを考えてどこで出会ったかを思い出しこんな話をしたなと記憶を掘り返して挙げ句の果てには相手のタイムラインまで見て現状を把握した上で「今はどこそこにいらっしゃるんですか? また云々を飲みながら何々の話をしたいですね」とかって、丁寧に疑問符までつけてメッセージを返すんです。我ながら偉いな、おい。

 

でも、まあ、だいたい返事こないし、やっぱり定型文かーってシュンとしちゃう。その感情の起伏がだるいので、今年はFacebookから誕生日の情報を消したんです。

 

ここまでが話の前提ね。

 

はい! こんにちは! わたしは今、沖縄にいます。沖縄には昔8年ほど住んでいたことがあるので、ちょっとした帰省気分。友達もそこそこいるし、通っていたバーや友達の店、バイトしていた居酒屋なんかへ行ったりして、充実の日々を過ごしている次第です。

 

んで、私事ですが、先日誕生日を迎えました。誕生日当日の滞在先は、友人宅。お世話になるからには手土産の一つでも…と思って、スタバのプリペイドカードにいくらかチャージして友人に渡しはした。それだけ。他意なんてないし、「今日わたしの誕生日!」などという野暮なことは言ってない。Facebookから察することも、今年はできまい。ふふふ…

 

と思っていたのに、祝ってくれるんですよね。2人でゆるっと家飲みしてたのに、0時過ぎたらいきなりケーキ持って現れたりしてさ。なんで誕生日覚えてるの? おまけに、なんかサロンのヘアオイルまでくれた。この人、わたしがドラッグイレブンに行ってヘアオイルの試供品を髪につけては何も買わずに去る、という行為を1日2回も繰り返すのを見てたのかな? と思った。エスパーかよ。欲しかったよ、ヘアオイル!

 

まにあわせで買ったちゃちなスタバのカードと、サプライズで用意されたケーキとヘアオイル。人の器が形となって現れる。最低なことに、わたしはこの友人の誕生日を覚えていない。彼女に限ったことではなく、わたしは人の誕生日を覚えられない。一応、3回くらいは尋ねて、手帳に書いたり携帯のカレンダーに打ったりするんだけど、やがてなくしたり壊れたりしてわからなくなるので、聞くのをやめてしまう。そんなだから、父の誕生日すら覚えられないような人間です。覚えているのは9月3日生まれのクミちゃんの誕生日だけだし、クミちゃんとは高校卒業してから一度も会ってない。だから、祝ったこと、ないんだよね。友達の誕生日なんて。

 

なのに、ヘアオイルをもらった。彼女だけじゃない、ほかの友達にもワインをもらった。ピクニックを開いてもらった。ジェラートピケのリップクリームをもらった。ゴルゴ13の漫画をもらった。いや、ゴルゴはなんで? 沖縄滞在中、本当にたくさんの人に祝ってもらった。みんなどうして、年に一度も会わないようなわたしなんかの誕生日、覚えてるんだろ。

 

わたしがいつかsumireでちょっとでも成功することがあれば、友人たちにたくさん恩返しをしたい。死ぬほどプレゼントを買って、いつもありがと! って、なんでもない日に渡したい。会える日こそ少ないけれど、ちゃんと大好きだよって伝えたい。わたしお金ないし仕事ないし地位も権力も何もないけれど、人には恵まれすぎています、本当に。

 

今もまだ、ヘアオイルをくれた友人の家に居座ってる。今日で4泊目。なんかコロンビア料理? を作り置きしてくれてて、それを食べてる。めっちゃおいしい。「ブログ読んでるよー」って言ってたので書くけど、あんたいい奥さんになるよ! 結婚しても遊びに行くよ! 会社の同期として出会って、早8年くらい? 今では大切な友達です。大好きだよ喜屋武さん。あと2泊、よろしくお願いします♡ ←本題

かわむら

今日のSHOWROOM「スナックまみの2時間飲み放題」

友人と家飲みしている様子を配信するだけの番組です。わたしはSHOWROOM初心者なので、使い方はさっぱりわかっていません。SHOWROOMどころか、未だにツイッターすら使い方わかってないもんね。

 

20時から配信予定なので、よかったらどうぞ。一緒に飲みましょ。

 

www.showroom-live.com

かわむら

(配信は終了しました)

一年を振り返る②

前回の続き。連続で書いているので腕が疲れる。

 

suumiiree.hatenablog.com

 

①で書いたように、「新しい出会いがしたい、新しいことがしたい」ということで夏休みは「新しいことを50個する」という目標を立てて行動した。

 

その中でもボランティアをする、というのが自分の中では結構価値観を変化させた。

またまた正直にいうけど、ボランティア好きじゃないんです。というのも、特に日本は等価交換、資本主義を前提にしてるんだから、ボランティアという行為自体の価値がよくわからなかった。

 

だけど偏見の中に閉じこもっているのでもっと好きではないので、「離島に行って映画祭のボランティアスタッフをする」というものに参加した。

 

参加してみて、なんとなくわかった。

ボランティアという行為自体は、おそらく自己実現の欲求に値するもので、今後必要とされるものだと思った。僕たちは高度経済成長期の後に生まれた。高度経済成長期は猛烈に仕事をすると、目に見えるように日本が元気になって、目に見えるように生活がよくなる。

だけど、僕たちは生まれた時には最低限のインフラは揃っていたし、欲しいものには基本的に不自由しなかった。

だからこそプライスレスな体験に対して価値が生まれるんだなと思った。抽象化すると、承認欲求だとか、自己満足だとか、そういう言葉になっちゃうんだけど、急に最近showroomとかyoutuberとかその類のサービスが増えたんだと思う。

 

これも別の日に書くけど、こんなことを学んだ。

 

あとはこれもおもしろいんだけど、その離島に行く前日に実は川村の家に泊まっていた。Airbnbでいいところ探していたら、たまたま見つけてって感じ。

 

川村家では夜ご夫婦でお酒と料理をご馳走してもらった。3時間くらい話していたと思う。自分のこれまでのこととか、二人のこととか。

 

川村はその時、僕のことをどう思ったかは知らないけど、少なくとも印象には残ったらしく、その後二回彼女が東京に遊びに来る時にどっちも会って、お酒飲んで色々話した。

 

一回目には渡邉を紹介されて、二回目には3人でsumire作ろうぜってなってた。その期間実に3ヶ月くらい。

 

そんなこんなで、川村がハブになっているけど、偶然ってすげえなって思ってる。

 

 

夏休みは他にも49個くらい色々やった。座禅は向いていない。もうやらない。

 

10月からは大学院の授業が始まった。

友達とか知らない人からは「大学院ってどんなことやってるの?」と聞かれる。

 

自分のところだけしか知らないけど、主に3つで構成されると思う。

1、まず専門的な専攻科目。

これ、当たり前。専門的ってのがミソで、基礎的なのは前提ですよってノリで始まる。学部レベルはないなら自分でキャッチアップしなきゃならない。

 

2、論文の書き方を学ぶ科目。

これはテクニック的なものだけではなく、もっと深いところ、概念的なことも勉強できる。

特に自分が一番勉強になった授業では

・「主張は何だ」

・「論理が飛躍している」

・「発表の目的をはっきりさせろ」

・etc

なんども言われた。当たり前のように見えるが、それが何度も注意されるのでなかなか出来んのだ。

 

もちろんこれは研究以外も言える話だ。

論文っていうのは人類の科学的知識の積み重ねの結果であり、同時に表現方法でもある。だったら論文は科学的に書かれなきゃいけない。

つまり、科学的に進める作業はなんだってこのことが言える。サービス作りだって、人とのコミュニケーションだってそう。この授業は人生を生きる上での土台になっている。

 

3、その他好きな授業

大学中の好きな科目取れるよ。映画監督が来る授業とか、カバディやったり色々できるよ。

 

 

そんなこんなで大学院生活も充実していた。

ちなみに11月からシェアハウスに引っ越しました。かなり人間の距離感が近いシェアハウス。9人住んでる。これもまた別の機会に書きたい。

 

 

もっと書きたいことあるけど、長いと読む方も疲れるし、自分もそろそろ飽きて疲れてきた。

 

ということでこの1年間で特に格言として、備忘録として心に刻みたいことを書いて終わる。

 

 

人生死ぬ以外、筋肉痛

これまで「人生死ぬ以外、かすり傷」をモットーにしてきた。死ぬ以外のダメージなんてきにするな的なニュアンスだ。ただ、去年人生で一番の挫折経験をしたけど、それは同時に自分の糧になっている。

ある種筋肉痛だなあと思った。超回復して、また筋肉が大きくなる。そしてまた大きいことにチャレンジできる。

 

創発的な出会いを楽しむ

思えば夏に川村に出会わなければ3人活動していないし、人に自慢したくなるプロダクトの制作にも作り手として関わっていない。シェアハウスに住んだのもノリだけど、そこでいろんな人に出会うし、いろんな自分に出会う。ビジネスに繋がるし、何よりも面白い!

 

Funny and Interesting.

直訳するとどっちも「面白い」。だけどニュアンスが違う。

ケラケラと面白いのと、知的好奇心を満たすような面白い。どっちも大事。

人生を豊かにするのはどっちも必要。

 

 

長くなったけど、もし機会があったら来年のこのタイミングでまた書きます。次はもっと面白いことをかけるように・・・。

もちろんFunny and Interestingで。

 

おぐ